1974-05-09 第72回国会 参議院 文教委員会 第12号
文部省の役人の持ってきたものを見て、大体原案に賛成していりゃいいんだというような考え方なら、一体、学識経験者も何も要らないわけです。ということを、これはもっとも一回か二回出た私の観測ですから、これは当たっているかどうかわからぬけれども、私は、その活発な議論の聞けるような、そういうやり方をひとつ検討する必要があると思うのです。そう思いますが、どうですか。
文部省の役人の持ってきたものを見て、大体原案に賛成していりゃいいんだというような考え方なら、一体、学識経験者も何も要らないわけです。ということを、これはもっとも一回か二回出た私の観測ですから、これは当たっているかどうかわからぬけれども、私は、その活発な議論の聞けるような、そういうやり方をひとつ検討する必要があると思うのです。そう思いますが、どうですか。
一体学識経験者というのはどういうところから、たとえばどういう学識の人ですか。放射線科とか物療科とか、医学部のそういう方面の人、それから体育関係あるいは心理学、もちろん基礎的な解剖学とか生理学等も必要だと思いますけれども、いわゆるこの審議会に入る学識経験者というものはどういう学歴、専門的な知識を持っている人が入ることになるのか。
ただ委員が何名かありますけれども、これは一体学識経験者が何名とか、そういう関係で何かあなた方のほうでルールをきめて委嘱をしておるのだろうと思いますが、そのルールをお聞きしたい。
○高山恒雄君 第三条の「特定産業が指定されたときは、次の各号に掲げる者(「特定産業関係者」)は、政令で定めるところにより、学識」、これは学識経験者を入れるということでしょうが、一体学識経験者とはどういう構成を考えての話か、これを一ぺん聞かしてもらいたい。
一体学識経験者という、経験ということになれば、おそらくこの産業に携わる者は、どういう角度からいっても、若干でも経験者です。これはもう白紙委任をしているようなものですよ。従って、われわれ学識経験者というけれども、もうすべての人が関係している。
この場合、強力な開拓政策を推進するようなそういう機能をこの審議会に期待するとすれば、別にわれわれが希望するわけではないが、一体、学識経験者の中に政治性を加味したそういう経験者が加わることに対しては、政府としては今どういうふうに考えておりますか。
一体学識経験者とは何かということです。保険に重大な関係を持っておるものかどうかわからぬような学識経験者にやらせるということについては問題があると思う。これは労働組合も言っておる、日本医師会も言っております。こういう重大な問題を学識経験者という――その人が医療に詳しいかどうかわからぬのに出すということについて問題がある。たとえば厚生省に医療保障の五人委員会がある。
一体学識経験者をどういうふうに選考するのか、学識経験者にもA、B、C、Dがあるわけです。決して一様ではない。それをどういうふうに選考されるだろうかというところにも問題もありますし、いわんや片や関係行政機関の職員をもってするということになって参りますと、この職員というものは、それなら労使いずれをも超脱して、労使いずれもが納得のいくような考えを作り上げていくことができるであろうか、この問題なんです。
もちろん利害関係のある者が、学識経験のある者であろうと考えますが、この点は一体学識経験者は令部利害関係があり、利害関係ある者が、すべて牽識種験がある者であるというようなお考えで立案されておるかどうか。そういう点を承りたい。